対抗手段#

Countermeasures Dispensing Set (CMDS): 対抗手段放出セット#

チャフやフレアなどの対抗手段 (Countermeasures) の選択と放出は、コックピットパネル、HOTAS コントロール、DED から行えます。

CMDS 制御パネル#

CMDS パネルは左補助コンソールにあります。 このシステムは追跡レーダー、空対空ミサイルや地対空ミサイルから航空機を防御します。 防御はチャフかフレアの放出によって行われます。


  • STATUS ディスプレイ: 左のディスプレイに CMDS の状態を GO か NO GO で表示します。SEMI または AUTO モードでカウンターメジャーを放出するのに手動操作が必要な場合は、右のディスプレイに DISPENSE READY が表示されます。
  • RWR/JMR ソーススイッチ: これらは RWR や ECM ジャマーの電源ではありません。SEMI または AUTO モードでカウンターメジャーを放出するときに RWR や ECM のデータを利用するために使います。
  • MWS スイッチ: このミサイル警報装置はブロック 50 バイパーには搭載されていません。
  • JETT スイッチ: JETT にするとカウンターメジャーを投棄します。このスイッチは CMDS の電源がオフになっていても機能します。
  • Quantity Indications: それぞれの種類のカウンターメジャーの残量を表示します。DED で設定した残量レベル (BINGO) になると LO が表示されます。システムが故障した際のメッセージも表示されます。
  • CH/FL スイッチ: チャフとフレアの放出を有効化します。
  • PRGM ノブ: 操縦桿の CMS を前に倒したときに放出される4つの事前設定プログラムの1つを選択します。
  • MODE ノブ: CMS の動作モードを選択します。
    • MAN: 操縦桿の CMS 前を押すと選択した事前設定プログラムを放出します。
    • SEMI: 航空機のシステムが脅威に応じた放出プログラムを選択します。操縦桿の CMS を後ろに倒して放出します。
    • AUTO: 航空機のシステムが脅威に応じた放出プログラムを選択し、放出も自動で行われます。操縦桿の CMS を後ろに倒すことでも放出できます。CMS 右を押すと放出を中断します。
    • BYPASS: 故障により他のモードが機能しないときに、カウンターメジャーを手動で放出できるようにします。

Not Implemented in DCS

SEMI, AUTO モードは早期版では未実装 ?

HOTAS#

操縦桿にはカウンターメジャーを制御する4方向スイッチがあります。

  • 中立: 何も放出されない OFF ポジションです。
  • : CMDS パネルの PRGM ノブで選択した事前設定プログラムを放出します。
  • : MODE ノブで SEMI を選択したときに選択したプログラムを放出します。MODE ノブが AUTO の場合、AUTO モードを有効化します。
  • : 機能なし
  • : AUTO モードを無効化します。

CMDS DED ページ#

UFC で CMDS にアクセスするには、ICP の LIST ページで 7 を押します。 DCS スイッチを右に倒して SEQ にするとページを切り替えられます。

dcs20-cmds_ded

CH (チャフ) と FL (フレア) の BINGO 残量 (CMDS に LO と警告される下限残量) は最初のページに表示されます。 BINGO を変更するには CMDS モードノブを STBY にしてから、それぞれの入力欄で数字キーを押します。

dcs21-cmds_page

このページでは3つの音声メッセージのオンオフを切り替えることもできます。

  • フィードバック (FDBK): カウンターメジャープログラムの放出と同時に再生される "チャフフレア" 音声を有効/無効にします。
  • リクエストカウンターメジャー (REQCTR): SEMI または AUTO モードでカウンターメジャーが放出されたときに再生される "カウンター" 音声を有効/無効にします。
  • ビンゴ (BINGO): カウンターメジャーが BINGO 量に達したときに再生される "ロー" と、無くなったときに再生される "アウト" 音声を有効/無効にします。

DED の 2ページ目には、放出するそれぞれのカウンターメジャーの量と間隔が表示されます。 数値を直接入力することでこれらを変更できます。 DED ページでカウンターメジャーのプログラムを変更するときは、CMDS モードでノブを STBY にします。


選択中のプログラムはページ右上に表示されます。 ICP のインクリメント/デクリメントスイッチを押すと、5つのプログラムが順番に切り替わります。 チャフとフレアのページの表記は同じです。

dcs23-cmds_prgm_page

  • Burst Quantity (バースト量): 1バースト (= 1組) あたりのカウンターメジャー放出量であります。
  • Burst Interval (バースト間隔): 1バースト中に放出するカウンターメジャーの秒間隔です。普通は非常に小さい数値です。
  • Salvo Quantity (複数バースト放出量): 1回あたりに放出するバースト量です。
  • Salvo Interval (複数バースト放出間隔): 1回あたりに放出するバーストの秒間隔です。

例として、上図では2つのフレアの組が1秒ごとに10秒間、合計で20発放出されます。


最終更新日: 2020-03-20