F/A-18C キーアサインを追加する#
※ファイル改変なので導入は自己責任で
DCS ではユーザーの環境に合わせて様々なキーアサインができるようになっていますが、用途によっては足りない部分もあります。
キーコンフィグを追加することで、例えば「コントローラーのスイッチの入力信号がオフになると、ゲーム内でスイッチがオフになる」などの OFF 入力を反映させることができます。
1. DCS のインストールフォルダの中にある、以下のファイルを開く
\DCS World OpenBeta\Mods\aircraft\FA-18C\Input\FA-18C\joystick\default.lua
1行1行がそれぞれのキーアサイン項目を示しています。
- cockpit_device_id: 各スイッチの識別名
- down: 識別したスイッチの down 機能
- up: 識別したスイッチの up 機能
- value_down: 入力信号
- value_up: 入力信号
2. 940行目あたりの -- joystick axes の上の }) の上に、追加したアサインだと分かるようにするための行を追加する
改変例として、いくつかの追加アサインを示します。
- 高度計スイッチを、入力 ON のときに BARO に、入力 OFF のときに RDR にする
{ down = HUD_commands.HUD_AltitudeSw, up = HUD_commands.HUD_AltitudeSw, cockpit_device_id = devices.HUD, value_down = 1.0, value_up = 0.0, name = ('Altitude Switch - USER ALT'), category = {('Instrument Panel'), _('HUD Control Panel')}},
- 着艦フックハンドルを、入力 ON のときに UP に、入力 OFF のときに DOWN にする
{ down = gear_commands.HookHandle, up = gear_commands.HookHandle, cockpit_device_id = devices.GEAR_INTERFACE, value_down = 1.0, value_up = 0.0, name = ('Arresting Hook Handle - USER ALT'), category = {('Right Vertical Panel')}},
- 発艦バースイッチを、入力 ON のときに RETRACT に、入力 OFF のとにに EXTEND にする
{ down = gear_commands.LaunchBarSw, up = gear_commands.LaunchBarSw, cockpit_device_id = devices.GEAR_INTERFACE, value_down = -1.0, value_up = 1.0, name = ('Launch Bar Control Switch - USER ALT'), category = {('Left Vertical Panel')}},
- 燃料投棄スイッチを、入力 ON のときに ON に、入力 OFF のときに OFF にする
{ down = fuel_commands.DumpSw, up = fuel_commands.DumpSw, cockpit_device_id = devices.FUEL_INTERFACE, value_down = 1.0, value_up = -1.0, name = ('Fuel Dump Switch - USER ALT'), category = {('Left Console'), _('Fuel Control Panel')}},
これらを設定することで、片方にしか入力信号が無いトグルスイッチでも、両方にコマンドを与えることが可能です。
ここで変更したファイルは DCS の更新によって元の仕様に戻ってしまうため、その度に書き換える必要があります。
毎回の作業が煩わしい方は、ユーザーファイルを簡単に置換できるツール JSGME を使うと良いでしょう。