AIR-GEN#
航空作戦全般で用いられるブレビティです。
AIR-GEN と他の項目の両方に分類されているものはこちらにまとめました。
A#
- ABORT (ABORT CODE) ABORT (ABORT CODE) ABORT (ABORT CODE): FAC がパイロットに対して action/attack/event/mission を中止させる強制的な指示
- ABORTING(ED): action/attack/event/mission を中止する
- ACTION: ブリーフで示された攻撃のシーケンスやマニューバを開始するディレクティブコール
- AJAX: 着陸地域 (LZ) / 回収地域 (PZ) の脅威無し
- ANGELS: 1000 フィート単位の友軍機の海抜高度 (MSL)
- ANYFACE: コールサイン不明の友軍の GCI/AEW&CS/C2
- ARM (SAFE/HOT): 兵装スイッチを SAFE/ARM する指示、命令
- ARMED (SAFE/HOT): 兵装スイッチの SAFE/ARM の確認
- AS FRAGGED: ユニットやエレメントが ATO で指示されたように展開する
- AUTHENTICATE: 質問に定められた符号で応答するやりとり
- AUTOCAT: リトランスミッションを使用して通信を中継する
- (weapon) AWAY: 前述の兵装を投下/発射する
- AZIMUTH: 横方向に分かれた2グループのピクチャーラベル。グループ名は方角で表し、NORTH GROUP/SOUTH GROUP もしくは EAST GROUP/WEST GROUP となる
B#
- BANDIT: ID クライテリアによって敵と識別された航空機。必ずしも交戦の許可を与えるものではない
- BASE (Number): 報告に使用する方位、高度、燃料などの基準値
- (system) BENT: 示した装備が非稼働である (OKAY でキャンセル)
-
BINGO:
- 1. 帰投に必要な最小残燃料
- 2. 基地または空母に向かう
-
BLEMISH: Bule-on-Blue もしくは Blue-on-Neutral の状況発生の可能性を喚起する (BITTERSWEET も同様)
- BLIND: 他の友軍機もしくは地上の地点を目視できない。逆は VISUAL
- BLOW THROUGH: マージするまで敵機に直進し、そのまま敵機に向かわない
- BOX: 四角形もしくはオフセットした四角形を構成するグループのピクチャーラベル
- BREAK (w/direction): 後述する方向、または後述しなければ 180° すぐさま最大旋回するディレクティブコール。赤外線誘導ミサイルの回避などに用いる
- BROADCAST: ブロードキャスト管制に切り替えるリクエスト/ディレクティブコール
- BROKE LOCK: レーダーもしくは赤外線のロックオンをやめる
- BUDDY (LASE/GUIDE): 他の航空機からのソースをもとに兵器を誘導する
- BUGSY: 対テロリストまたは非対称戦に従事するユニット
- BUSTER: リヒートを使わない最大速度で飛行する (ミリタリーパワー)
C#
- CAVOC: 雲と視程が良好なこと (ICAO の定義は雲 5,000ft 以下、最低視程6マイル、降水および嵐なし)
- CHAFF: チャフを検知した。チャフを放出する
- CHAMPAGNE: 2グループが前方、1グループが後方に位置する3グループのピクチャーラベル。前方のグループ名は NORTH LEAD GROUP/SOUTH LEAD GROUP もしくは WEST LEAD GROUP/EAST LEAD GROUP となり、後方のグループ名は TRAIL GROUP となる
- CHECK (__): 後述する機器を確認せよ。異常が無ければ応答不要
- CHECK (number, left/right): 左右に (number) ° 旋回し、その新しい針路を維持する
- CHECK TIDS/TAD: データリンク画面を参照するディレクティブコール
- CHECK PORT (LEFT)/STARBOARD (RIGHT): 後述する度数だけ旋回し、新たな方位を維持する
-
CLEAN:
- 1. BANDIT や BOGIES などのレーダコンタクトがない
- 2. 戦闘による外傷がない
- 3. 航空機が機外に何も懸架していない
-
CLEARED: 要求の承認を意味する、1番機によるコール (交戦やサポートロールは想定していない)
- CLOAK: 機外灯を NVD でしか見えない Overt 設定にするディレクティブ/インフォメーティブコール
- CLOSING: 距離または方角が接近している
-
COLOUR (system/position): 指示した場所でシステムのタイプ情報を要求すること。曖昧さ回避のための要求を意味する。例として Improved Data Modem (IDM) データメッセージの使用に用いる。
- "COLOR DATA"
-
COMEBACK (LEFT/RIGHT): 反転針路をとれ、というディレクティブコール
- COMMENCING: 計器進入のファイルアプローチフィックスを通過する
- CONS/CONNING: 脅威または正体不明機がコントレイルを引いている
-
CONTACT:
- 1. 指定された場所でのセンサーの受信
- 2. 特定の参照点を目視する
- 3. GROUP/ARM 内の個々のレーダー反応 (AIR-AAO)
-
CONTAINER: 四角形を形成する4つのコンタクトで構成されるグループ内のフォーメーション
- CONTINUE: 現在の機動を継続する。交戦許可や兵装の使用を意味するものではない
- CONTINUE PORT/LEFT: 現在の旋回率を維持しながら後述する3桁の磁方位まで左旋回する、もしくは後述する旋回角に合わせて左旋回する
- CONTINUE STBD/RIGHT: 現在の旋回率を維持しながら後述する3桁の磁方位まで右旋回する、もしくは後述する旋回角に合わせて右旋回する
- COVER: 必要であれば編隊を支援できる位置で脅威となる目標と交戦せよ、というディレクティブ/インフォメーティブコール
- CROSSING: 針路の異なる2つのグループが、すれ違うように互いに正面を向く
- CRUISE: BUSTER/GATE のあとに巡航速度に戻す
- CYCLOPS: 無人航空機
D#
- DART: 航空機のロケットか機関砲の標的
- DASH (-): 編隊内の航空機。コールサインが分からないときに用いる
- DATA (object/position): 目標に関するデータリンクメッセージを指定された場所で待機する
- DEFENDING (w/direction): 後述する方向に、地対空ミサイルに対する防御配置や回避機動をとる
- DEFENSIVE: 被攻撃下で回避機動をとっているために交戦や支援が不可能なこと
- DIVERT: 指定された代替基地もしくは空母へ向かう
- DOG: 空中曳航デコイ
- DOLLY: LINK-4A/TADIL C
- (system) DOWN (location/direction): システムが後述する位置または方位で電波放射を停止した (破壊ではない)
- DROP: ある emmitter/target/contact の注視をやめて捜索に戻る
- DROP TRACK __: タクティカルピクチャー/トラックから emitter/target を除く
- DROP KICK: ブリーフしたアクションを実行するため、間隔をとるインフォメーティブコール
- DUCK: 降下し、速度を上げる
E#
- EARLY __: 指示より __ 分早い
- ECHELON (subcardinal direction): グループの側面後方にもう1つのグループがいるピクチャーラベル
- ENGAGE: 指示された目標に対する兵装の使用許可命令
- ESTIMATE: 指定された目標の推定高度/深度/距離/サイズ。もしくはその高度/深度/距離/サイズにいるコンタクトを __ と推定する
- EXECUTE: ブリーフアクションを開始する
F#
- FADED: 正体不明機もしくは非友軍機のレーダーコンタクト、または地上目標のコンタクトを失探した。位置に関する情報を聞き逃した
- FAST: 目標の対地速度が 600~900kts/1.0~1.5Mach である
- FATHER: TACAN
- FEET WET/DRY: 洋上/陸上の上空を飛行する
- FENCE IN/OUT: コックピットのスイッチ類を戦闘地域突入/離脱に適した状態にする
- FLARES: フレアを放出する
- FLASH (__): 識別のために、IFF/アフターバーナー/フレア/チャフなどを一時的に作動させる
- FLIGHT LEVEL: 100ft 単位の高度を表す ICAO の用語 (FLIGHT LEVEL 250 = 25,000ft MSL)
-
FOX (NUMBER): 模擬的もしくは実際に空対空ミサイルを発射する
- ONE セミアクティブレーダー誘導ミサイル
- TWO 赤外線誘導ミサイル
- THREE アクティブレーダー誘導ミサイル
-
FOX MIKE: VHF/FM 無線機
- FRIENDLY: 友軍機や友軍の位置
G#
-
GADABOUT -: 戦闘機に割り当てられた MEZ (Missile Engagement Zone) の上限高度
- "GADABOUT 25" は上限高度 25,000ft/"GADABOUT 16 to 24" は MEZ 16,000ft~24,000ft
-
GATE: アフターバーナーを使用した最大速度で飛行する
- GENIE: 電子防護手段の電波を放射する
- GO (either/or): 前述または後述する周波数、もしくはチャンネルに切り替えるディレクティブコール。編隊の全員が確認する
- GO ACTIVE: Have Quick 通信を開始する
- GO CLEAR: 非暗号化通信を使用する
- GOODWILL: アクティブな WEZ の境界
- GOPHER: 通過経路/速度/高度が安全でないコンタクト。セーフパッセージ、もしくは Minimum Risk Route プロシージャがIDマトリックスの一部である場合にのみ使用する
- GOGGLE/DEGOGGLE: NVD を装着せよ/外せ、というディレクティブコール
- GOGGLES ON/OFF: NVD をオン/オフにするインフォメーティブコール
- GO SECURE: 暗号化通信を使用する
- GRAYHOUND: TLAM などの友軍の対地巡航ミサイル
- GUNS: 空対空もしくは空対地での機関砲発射
H#
- HANDSHAKE: 空中管制ユニットと管制される航空機との Link 16 Air Control NPG の開始
- HARD PORT/LEFT STBD/RIGHT: 速度を維持した高G旋回。方向を後述しない場合は 180° 旋回
- HEADS DOWN: 長機/僚機がコックピット内で下を向いている状態。僚機/長機が周囲の安全責任を負う
- HEADS UP: 重要な動作への注意喚起 (空中給油中の旋回など) 通常は説明をあとに続ける
- HIGH: 目標の高度が 40,000ft MSL 以上である
- HOLD DOWN: Key transmitter for DF steer.
- HOLDING HANDS: 航空機がクロースフォーメーションを組む、もしくはジョインする
- HOLLOW: データリンクメッセージを何も受信していない
- HOMEPLATE: ホーム基地/母艦
- HOMING: 帰投する友軍機
-
HOOK:
- 1. (direction) In-Place 180° ターンを行う
- 2. (descriptor) データリンクで A/Sポイント (地表位置) を表すキューセンサー (Point of interest/SAM/mark point/TN など)
-
HOSTILE: ROE を満たし攻撃が許可されている、敵と判定されたコンタクト
-
HOT:
- 1a. 脅威に近い側のパターンの起点から CAP を開始するディスクリプティブ/ディレクティブコール
- 1b. 高アスペクト角の目標
- 2a. 目標を前方にした状態でのパスやロールアウトしたローアタックジオメトリ
- 2b. 友軍機に向かっているグループ
- 3. 対地攻撃で兵装の投下許可/投下完了。IN/OFF コールのあとに行う
- 4: 敵もしくは友軍から攻撃を受ける可能性のある区域 (AIR-AGO)
- 5: そのままだと目標とすれ違うインターセプトジオメトリ
-
HOTEL FOX: HF 無線機
I#
- IDLE: 地上車両が静止中である。JSTARS によるコール
- INDIA: モード4 IFF
- INTRUDER: 情報収集または破壊活動を行う脅威が存在する作戦地域/演習地域内の人間やユニット、兵器システムのこと
- INVESTIGATE: 特定の要素の ROE (交戦規定)、PID (ポジティブ・アイデンティフィケーション)、CDE (コラテラルダメージ推定)、目標/トラックの周辺にいる友軍の座標や位置を確かめる
J#
- JACKAL: LINK-16とTADIL Jの NPG (Surveillance network Participating Group)
- JELLO: 逆合成開口レーダー
- JINK: 機関砲から逃れるための予測不能な機動をする
- JINKING: 兵器の誘導から逃れるための予測不能な機動
- JOINING: 航空機のフォーメーションへのジョイン/リジョイン
- JOKER: SEPARATION/BUGOUT/event termination を開始すべき、BINGO より上の残燃料量
- JUDY ANGLE: 角度のついた状態で目標をロックオンし、追尾している。continue to give frequent range data.
K#
- KICK: (Degrees RH/LH or heading) ある方向へのディフェンシブ・チェックターン
- KNOCK IT OFF: air combat excercise/maneuvers/attacks/activities を終了する安全なディレクティブコール
L#
- LADDER: 針路は同じだが距離が離れている3グループ以上のピクチャーラベル。グループ名は最も近いほうから LEAD GROUP、MIDDLE GROUP、TRAIL GROUP となる
- LAME DUCK: 兵装や無線機の故障、酸素漏れなどの低度のエマージェンシー状態の航空機
- LAZY: 前述した装備や機器がスタンバイ状態である
- LIGHTBULB: すべてのポジションライトの輝度を最大にする
- LIGHTS ON/OFF: 機外照明の点灯/消灯
- LINE ABREAST: グループ内で横並びのコンタクト
- LINER: 航続距離が最大になる速度で飛行する
- LOOKING: 地上物や参照点、目標をパイロットが視認できていないこと。逆は CONTACT
- LOOSE CONTROL: Aircraft Commnader が割り当てられた任務を達成するために、自身の速度、高度、針路、適切戦術を選択するミッションコントロール形態
-
LOST CONTACT:
- 1. 前のコンタクトを失探し、目標情報を提供する (AIR-MAR)
- 2. 友軍機のセンサー情報を失探する (AIR-GEN)
-
LOST LOCK: レーダー/IR ロックオンを失う。GCI が目標情報を提供する
- LOW: 目標の高度が 500~1,000ft MSD である
- LOWDOWN: 任務に関する地上の戦術的な情報を BULLSEYE フォーマットでリクエストする
M#
- MAPPING: 多機能レーダーが対地モードである
- MARKPOINT: 指定されておらず、地形上で関心のある地点のデータリンク
- MEDIUM: 目標の高度が 1,000ft MSD ~ 40,000ft MSL である
- MICKEY: Referencing the Have Quick Time of the Day (TOD) signal.
- MINIMIZE: 無線周波数を占有して他が送信できないのでより簡潔に送信すべき。ZIPLIP を参照
- MOVE BURN (bearing): 後述の方向に EO/IR 照射を移動する
- MUD (type w/direction/range if able): 発射を伴わない地上脅威の RWR 表示
N#
- NAKED: RWR に表示なし
- NEGATIVE CONTACT: 友軍機のセンサー情報を利用できない
- NO JOY: TARGET/BANDIT/BOGEY もしくはランドマークや敵の位置を視認できない
- NORMAL: 目標の対地速度が 200~600kts である
O#
- O'CLOCK : 自機正面を12時とした方向の報告と、距離をあとに続ける
- ON/OFF STATION: 指定された場所へ到達/離脱した
- ORBIT(ING): 現在位置もしくは指示された位置で留まる
- OUT (direction): 脅威から遠ざかるように旋回する。逆は IN
- OUTLOW: ROE の基準を満たすコンタクト
P#
-
PANCAKE: 着陸、または着陸を要求する。理由を後述する
- "PANCAKE AMMO" "PANCAKE FUEL"
-
PARROT: 軍用 IFF トランスポンダ
- PARROT INDIA: 軍用 IFF インテロゲーター
- PEEPSHOW: ターゲット/トラックの Non-traditional ISR (情報収集・警戒監視・偵察) を実行する
- PIGEONS: 基地や特定の目的地への距離と方位。方位の後に True か Magnetic かをコールする
- PLAYTIME: 航空機が戦闘空域に留まれる残り時間。時間 + 分で報告する (ONE PLUS THIRTY = 1時間30分)
- POGO : 前述の無線チャンネルに切り替え、できない場合は後述のチャンネルに切り替える。後述しない場合は、元のチャンネルの戻る
- POINT: sensor/point track of interest のデータリンク
- POLAR BEAR (direction): 友軍機のパッケージを VISUAL/CONTACT し、ジョインする友軍機
-
POPCORN: 戦闘捜索救難機が LZ を離れる。通常は回収した人数を付け加える
- "POPCORN PLUS 2"
-
POPEYE: 雲の中もしくは視程の悪い地域
- POSIT: 地上のランドマークもしくは固定の参照点からの友軍機の現在位置を要求する。 (i.e. CAP datum or BULLSEYE)
- POSITIVE CONTROL: 間隔を確保するための代替方位や速度、高度などの衝突回避行動をとらなければならないユニット
- POST ATTACK: インターセプトや交戦完了後に希望する針路方向
- POWER: スロットルを適切な状態にする。空対空戦闘では、IR シグネチャーを減少させるためにアイドルにすることを意味する
- PUSH (FREQ/CHANNEL/TAD): 指定の周波数、チャンネル、TAD に切り替える。応答不要
- PUSHING: 指定の場所を出発する
R#
- RED LIGHT: SAR (捜索救難) 機が SAR 任務を継続できなくなる時間
- RENEGADE: テロ攻撃を行うための武器として使用される可能性があると懸念される運用であると評価されている民間プラットフォーム
- RESCAP: 救難戦闘空中哨戒。SAR 任務中の救難機を HOSTILE から護衛する
- RESET: 事前ブリーフの位置もしくは作戦区域に進行する
- RESUME: 最後に命令された formation/station/mission を継続する
- RETROGADE: できるだけ任務を継続し、脅威に応じて撤退する。脅威が排除されたら RESET/RESUME する
- ROGER: 無線の通信内容をパイロットが理解している合図。それを実行に移したり、反応したりするものではない
-
ROLEX (+/- time): 指令された基準点からの時間変化。"プラス" は何分後、"マイナス" は何分前を表す
- "MISSION 4TK148, ROLEX PLUS 2" 基準時間を2分遅らせることを意味する
-
ROTATOR: Joint STARS moving target indicator (MTI) return that signifies a high probability of a rotating antenna.
- ROVER: ビデオダウンリンク送信/受信能力があるプラットフォーム
- RUMBA: レーダーがジャミングを探知しているが、種類 (FRIENDLY/HOSTILE?) は判別できない
S#
- SADDLED: ブリーフされたフォーメーション位置へ復帰する、僚機/長機からのインフォメーティブコール
- SAFE/HOT: 兵装スイッチを SAFE/HOT にする、もしくは SAFE/HOT である
-
SAM (direction): SAM または SAM 発射の視認
- "BLUE 3, SAM, right 4 o'clock"
-
SAME: 先の報告と同じ内容である
- SCAN: 指示されたセクターを捜索し、すべてのコンタクトを報告する
- SCHELEM: 疑似的にハイオフボアサイト赤外線誘導ミサイルを発射する。KILL 判定はできない
- SCRAM (direction): 呼ばれた友軍アセットが切迫した危険に晒されており、生き残るために指示された方向へ退避する。これ以上友軍アセットによる支援は期待できない
- SCRAMBLE: できるだけ早く離陸する。通常は適切な手順に従う
- SCUD: 脅威である TBM (戦域弾道ミサイル)
- SEPARATION: 2つのグループの間隔を開けるリクエスト。Response will include the follow-on group’s separation, altitude and fill-ins.
-
SET __:
- 1. 後述する適切な速度で飛行せよという命令。ノットまたはマッハ速度で表される。ノットは THREE FIVE ZERO (350) というように3桁で、マッハは ONE POINT ONE THREE (1.13) または POINT NINE THREE (.93) というように、整数と小数点で区切られた2桁か3桁の数字で表す
- 2. その後のアップデートのために目標指示ポッドのスルーを停止する、パイロットから FMV オペレーターへのインフォメーティブコール
-
SHACKLE: 1回交差する飛行経路。フォーメーションを入れ替えたり、再形成するための機動
- SINGLE: 単機
- SKINNY: 現在の生存者の座標
- SLIDE: 確認された脅威に対応しながら、現在の任務を継続するために HVAA を行き来する。RESET を意味する
-
SLIP:
- 1. 攻撃役がオルタネート TOT で攻撃する (AIR-AGO)
- 2. 単独の編隊/エレメントのイベントの遅れ (AIR-GEN)
-
SLOW: 目標の対地速度が 200kts 以下である
- SMASH: アンチコリジョンライトの点灯/消灯
- SNIFF (type): レーダー放射のパッシブセンサー表示
- SNOOSE: EMCON プロシージャの開始 (AIR-GEN/EW)
-
SOUR:
- 1. 示した装備が効率的に動作していない。逆は SWEET
- 2. (mode type) IFF/SIF チェックが無効/応答しない
- 3. (link name) 前述のネットワークが故障している可能性があり接続できないため、接続トラブルシューティングを開始する (例: TIMBER SOUR)
-
SPIKED (direction): HOSTILE の航空機によるレーダーロックオンの RWR 表示
- "RED 4, SPIKED, right 2 o'clock"
-
SPIN: 事前ブリーフで打ち合わせたタイミング/スペーシングに合わせるための機動をする
- SPLASH(ED): HOSTILE の航空機を撃墜した。兵装が着弾した
- SPOOFING: 口頭で説明する
- SPOTTED: HOSTILE の捜索レーダーの RWR 表示
-
SQUAWK(ING): 指示された IFF を稼働させる、または稼働している
- "SQUAWK three code zero zero and ident"
-
SQUAWKING (MODE): BOGEY が IFF の (モード) で応答している
- SQUAWK CHARLIE: 高度を読み取るために IFF モードC をオンにする
- SQUAWK ECHO: ECHO エンハンスドモードで I-バンドトランスポンダを稼働させる
- SQUAWK FOUR: IFF モード4 をオンにする
- SQUAWK IDENT: IFF トランスポンダ I/P スイッチを有効にする
- SQUAWK LOW: IFF マスターコントロールを Low Sensitivity にする
- SQUAWK MAYDAY: IFF マスターコントロールを Emergency にする
- SQUAWK MIKE: IFF マスターコントロールを MIC にする。無線通信と同時に IDENT を送信する
- SQUAWK NORMAL: IFF マスターコントロールを NORMAL にする
- SQUAWK STANDBY: IFF マスターコントロールを STANDBY にする
-
STATUS:
- 1. 各機のタクティカルシチュエーションの報告を要求する
- 2. (GROUP) 特定の GROUP に対する BULLSEYE フォーマットでの位置情報の完全な更新を要求する
-
STEADY: IR ポインターを揺らすのをやめる
- STRANGER: 作戦に参加していない正体不明なコンタクト
- STRIPPED: エレメントフォーメーションから離れている航空機。ブリーフしたフォーメーションから離れつつあるインフォメーティブコール
- SUPPORTING: コールしているユニット/エレメントが支援任務についている/結果に影響を与える立場にある/デコンフリクションの責任を負う
-
SWEET:
- 1. 示した装備が効率的に動作している。逆は SOUR
- 2. (mode type) IFF/SIF チェックの要求に対する応答が適切である
- 3. (link name) データリンク情報の受信の確認 (例: TIMBER SWEET)
-
SWEPT (w/sub corfial direction): リーダーの45度後方にトレイラーが位置するグループ内のフォーメーション
T#
- system TRACKING: 敵の防空システムが友軍の Situational Awareness (状況認識) を維持している
- TAG (system/location): Response to an emitter ambiguity resolution request (COLOUR).
- TALLY: TARGET/BANDIT/BOGEY もしくはランドマークや敵の位置を視認している。逆は NO JOY
-
TARGET:
- 1. ターゲティングレスポンシビリティーの割り当て
- 2. ROE、PID、CDE、目標の座標位置、目標への指揮官の誘導要件を満たしていること。兵装を使用もしくは攻撃を開始する前に TARGER/Track correlation と CDE は完了されていなければならない
-
TERMINATE:
- 1. 作戦全体に影響することのない、現地での交戦をやめること
- 2. 目標へのレーザー照射を止める
-
TIED: エレメント/航空機がレーダーに映った
- TIED ON: 2番機、もしくは編隊の他の航空機が1番機を (レーダーで) 認識し、適切な位置を保持する
- TIMBER: LINK 16 ネットワーク
- TIMECHECK: IFF コードを確認/変更する
- TOGGLE: アビオニクスの設定をブリーフしたものに変更する
-
TRACKING:
- 1. 機関砲の照準が定まっている
- 2. 継続的な目標照準
- 3. コンタクト/グループの飛行/機動方向
-
TRACK NUMBER (number): データリンクインフォメーションのトラックファイル
- TUMBLEWEED: NO JOY、BLIND など Situation Awareness が限られている状況のため、情報をリクエストする
U#
- UNABLE: リクエストもしくは命令が実行できない
- UNIFORM: UHF/AM 無線機
V#
- VECTOR: 磁方位で機首方位の変針を示す。作戦開始前に定められていれば真方位を用いる
- VERY FAST: 目標の対地速度が 900kts/1.5Mach 以上である
- VERY LOW: 目標の高度が 500ft MSD 以下である
- VICTOR: VHF/AM 無線機
- VISUAL: 他の友軍機もしくは地上の地点を目視している。逆は BLIND
W#
-
WEAPONS ----__: 搭載している武装の残弾数を報告する。アクティブレーダー誘導ミサイル、セミアクティブレーダー誘導ミサイル、赤外線誘導ミサイル、機関砲残弾数、チャフフレアの順番。機関砲の報告は以下の要領で行う。
- PLUS 機関砲を搭載しており、攻撃に必要な弾薬を十分に搭載している
- MINUS 機関砲を搭載しているが、十分な弾薬が無い
- ZERO 機関砲を搭載していない
-
WEAVE 継続的な飛行経路の交差。S字飛行
- WEDGE 先頭の1機の左右後方に2機が LINE ABREAST でいる、合計3機のグループ内のフォーメーション
- WEEDS: 地表近くで活動している航空機
- (system) WELL: 示したシステムが完璧に動作している
- WHAT LUCK: 割り当てられたミッションやタスクの結果をリクエストする
-
WHAT STATE: 残燃料とミサイルの残弾数をリクエストする。返答は以下の要領で行う。酸素残量は尋ねられた場合、もしくは極めて少ない場合に報告する
- (1st Number) アクティブレーダー誘導ミサイルの数
- (2nd Number) セミアクティブレーダー誘導ミサイルの数
- (3rd Number) 赤外線誘導ミサイルの数。機関砲を搭載していない、または攻撃に必要な残弾数がない場合は "MINUS" と付け加える
- (4th Number) 燃料残量を 1000 で割った数、もしくは PLAYTIME
- "WHAT STATE" "BLUE TWO is 3-1-2 "MINUS" BY 7 POINT 5"
-
WILCO: 受信した手順を実行する
- WINCHESTER: 兵装の残弾が無い航空機
- WORDS: 任務に関する更なる情報や指示に関する命令や質問
- WORKING:
- 1. 関心のある信号の Electronic Order of Battle (EOB) を収集する SEAD 機。可能であれば信号の種別、方位、距離を後述する
- 2. BVR 戦闘に必要な識別情報を得るために、特定の航空機グループに EID を実行している航空機
Y#
- YARDSTICK: 距離測定のために A/A TACAN を使用せよ、というディレクティブコール
Z#
- ZAP: データリンク情報を要求する
- ZIPLIP: 重要な情報だけ送信せよ。MINIMIZE を参照